この度、第32回日本レーザー医学会関西地方会の会長を担当させていただくことになりました、

鳥取大学医学部機能病態内科学の磯本一と申します。

レーザー医学は、基礎研究成果をもとに様々な分野で臨床応用されており、低侵襲、臓器温存の

治療として今後ますます必要性が高まると期待されています。そのためにも基礎研究、そして臨

床応用への橋渡しが極めて重要になってまいります。

私の専門である消化器領域でも、レザフィリンPDTの医師主導治験を元に食道癌(放射線又は化

学放射線治療後の再発)の治療として保険収載されました。産学官の成功事例の1つであり、ほ

かの分野でも臨床実用を目指した様々な取り組みが行われてきました。

今回の地方会においても、レーザーに関わる基礎から臨床まで領域を問わず幅広い分野からの演

題を募集し実り多い学会となるよう企画し、医局員一丸となって円滑な運営ができますよう努め

て参ります。是非とも皆様方のご参加を心からお待ち申し上げております。

 

                                                    32回日本レーザー医学会関西地方会

                                                                       会長 磯本  一

 

                                   鳥取大学医学部機能病態内科学 教授